NEC LAVIE Direct HZ(D)(Hybrid ZERO)徹底解説

2-in-1 PCということだけならそれほど珍しくはありませんが、このLAVIE HZ(D)が高い注目を集めているのはその軽さ。NECの技術を結集することで、タブレットとして使用するときはなんと約398g、キーボードを装着してノートPCとして使用するときも約798g(最小構成時)。圧倒的な軽さを実現しています。これは、11.6インチ液晶搭載ノートとしては世界最軽量だそうです。

LAVIE HZ(D)には、LTEモデルと非LTEモデルの2つのモデルが用意されています。

LTEモデルは、nano SIMカードを本体に差すことで、LTEを介してネットに接続することが可能。LTEがつながる環境であれば、どこからでもネットにアクセスできます。

それぞれのスペックは次のとおり。

【LAVIE HZ(D)カスタマイズモデルのスペック比較】

モデル	LTEモデル	非LTEモデル
液晶	11.6インチLED液晶
最大解像度	1920×1080
グレア/ノングレア	ノングレア
タッチパネル	○
2-in-1	○(液晶切り離し)
CPU	第6世代 インテル Core m5-6Y54 プロセッサー
メモリ	8GB
ストレージ	128GBフラッシュメモリ
光学ドライブ	-
グラフィックス	インテルHDグラフィックス
端子類	SB 3.0(Type-C)×1 USB 3.0×2(キーボードに搭載、内1ポートはパワーオフUSB充電機能付き) HDMI microSDメモリーカードスロット
ワイヤレス IEEE802.11 ac対応	○
LTE/3G	SIMフリー LTE：バンド1(2.0GHz)/バンド3(1.7GHz)/バンド19(800MHz)/バンド21(1.5GHz) 3G：バンド1(2.0GHz)/バンド6(800MHz)/バンド19(800MHz)	-
SIMカードスロット	nano SIMカードスロット×1	-
外形寸法	292(W)×192.5(D)×7.6(H)mm 294(W)×206.5(D)×13.4.〜17.9(H)mm(キーボードに設置し閉じた場合)
本体重量	約410g(本体のみ) 約798g (キーボード搭載時)	約398g(本体のみ) 約798g (キーボード搭載時)
最長バッテリ駆動時間	約5.5時間 約10.2時間(キーボード搭載時)
カラーリング	ストームブラック/プレシャスゴールド

CPU、メモリ、ストレージなどの基本構成は同じ。CPUはインテルCore m5、メモリは8GB、ストレージはフラッシュメモリタイプが128GBとなっています。

画像/動画の編集といった負荷のかかるタスクはちょっと厳しいですが、Web閲覧/メール/SNS/動画再生といった、それほど負荷の高くない一般的なタスクであれば、快適に処理できるレベルのパフォーマンスは確保していると思います。

2つのモデルの違いは、LTE通信が可能かどうかということ。LTEモデルにはSIMカードスロットが装備されており、nanoタイプのSIMカードを装着してLTE通信を行うことが可能です。

つまり、SIMカードを用意すれば、WiFi環境がなくても自前でネット接続可能。使いたいときにすぐにネットを利用できるので非常に便利です。

ただしLTEモデルにはSIMカードスロットが装備されているので非搭載モデルと比べて若干重くなっています。

以上、NEC LAVIE Direct HZ(D)について詳しくレビューしました。まとめると次のとおり。

持ってみると、とてもノートPCとは思えない軽さ。これなら気軽に外に持ち運べます。

液晶を切り離すことでタブレットスタイルで利用可能。直感的に使いたいときにはタブレットスタイルで、キーボードを使いたいときはノートPCスタイルで、というようにニーズに合わせた使い方が可能です。

LTEモデルを選べば、SIMカードを装着してLTE通信が可能です。

自分好みにカスタマイズしたい方は NEC Directへ

LAVIE Direct HZ(D)シリーズ詳細情報